ちひろのゆめ日記

ちひろのゆめ日記というブログ運営してます。 継続は力なりと言う言葉を信じて。

定年退職のお祝いで喜ばれるプレゼントを贈るコツ

定年退職は人生の中での大きなイベントのひとつです。人生における新たな門出を迎えた家族やお世話になった上司には、感謝やお祝いの気持ちを形にして伝えたいですよね。今回は定年退職のお祝いで喜ばれるポイントについてまとめました。

定年退職で贈るお祝いプレゼントの相場

プレゼントを選ぶ際に必ず気になるのが、どれくらいの金額のものを上げたら喜ばれるのか、その相場感ですよね。特に定年退職の際のお祝いとなると、目上の人へのプレゼント、という機会が多くなるため、普段より余計に機を使うことになると思います。例えば、あまりに高価なものを贈った場合では貰った方も気を遣ってしまいますし、逆に安価すぎるプレゼントですと、「今までの仕事人生ってこれぐらいのものだったのか…」とがっかりした気持ちにさせてしまうこともあります。そのようなことにならないためにも、プレゼントを贈る際の相場を押えておきましょう。

お世話になった上司に贈る場合

お世話になった上司にお祝いを贈る場合の相場は、「5,000円から10,000円程度」が目安であるとされています。定年退職という長年会社に勤めて退職をする場面というのは、今までの仕事の集大成という意味もありますので、少額のものを贈るよりは、少しでも高価なものを贈るようにしたいですよね。相場に見合った金額を出すのが難しいという場合には、同僚と相談してお金を出し合ってプレゼントを選ぶなど、工夫してみるのもひとつの手かも知れません。

お父さんへの退職のお祝いを贈る場合

自分の父親など「家族」へのお祝いの品を贈る場合の相場は、「10,000~30,000円程度」が目安であるとされています。退職後も変わらず付き合いの続いていく関係ですので、経緯を持ったお祝いが望ましいですよね。また、上司の場合と同様、家族へのお祝いの場合も、兄弟やパートナー、親戚などと相談して、お金を出し合ってプレゼントを選ぶことにより、記念の品としてより気持ちの伝わるプレゼントを贈ることができるかも知れません。

定年退職のお祝いのマナー

気持ちよく新たな門出を迎えてもらうためにも、お祝いに関するマナーを知っておくことは大切になります。お祝いをする時期や「のし」や表書きのマナーなど相手への礼儀となる部分を覚えておきましょう。

お祝いを贈る時期

定年退職の場合、多くのケースでは同僚や有志などお世話になった方が送別会などを行います。もちろんその場合は、その場でお祝いのプレゼントをおくることが多く、贈る時期が問題となることはありません。また、特別お世話になった方へ個人的にお祝いを贈る場合では、退職の直前にプレゼントを贈るのが良いといわれています。早すぎるお祝いは退職を喜んでいると感じられることもありますので、注意が必要です。

のし袋の種類と表書き

紅白の蝶結びの水引

お祝いには紅白の蝶結びの水引

定年退職のお祝いは「慶事」にあたります。慶事の際の「のし」には、紅白の蝶結びの水引があるものを選びましょう。のしには「御祝」「御礼」「祝定年退職 」「御退職御祝」などが使われます。また、のし袋には贈る金額に見合ったものを選ぶ必要があります。定年退職のお祝いなどには相場が高いプレゼントが選ばれていることが多いので、水引が印刷されている簡易的なものではなく、正式な水引が付いたものを使いましょう。もちろん、表書きの文字は一字一字丁寧に書くことが大切です。

避けたい定年退職のプレゼント

最近はあまり厳密に気にかけることも少なくなりましたが、せっかくお祝いを贈る相手に嫌な思いはさせたくないものです。特に目上の人は知識や経験も豊富なので、「知らないこと」での粗相のないように、定年退職のプレゼントを選ぶ際に注意すべき点を押えておきましょう。

お金や商品券・金封

金封

 

目上の人にお金や金封を贈ることは失礼とされています。選ぶ労力を放棄したと思われることもありますので、感謝の気持ちを伝えたい場合には、しっかりと相手のことを考え贈答品を選ぶのが良いでしょう。


スポンサーリンク
 

「下」に身につけるもの

男性 靴下

 

洋服の下に身につける「下着」などは目上の人へのプレゼントには適していません。「下」という言葉のニュアンスから、あなたのことを下に見て見下していますよ、という意味合いに取られてしまうかもしれない、というのがその理由になります。また同様に、靴や靴下、スリッパやマットなど、足に関連するものは「相手を踏みつける」という失礼な印象を与えるため、目上の人へのプレゼントには適さないといわれています。

文具類やカバン類

ボールペン おしゃれ

 

一般的に万年筆やボールペン、ビジネスカバンなどを贈ることは、「もっと勉学に励め」という意味がありますので、失礼にあたるとされています。昨今は定年退職後も働かれる方が増えましたが、このようなプレゼントを贈ることは、いままで働いてきた労をねぎらう定年退職のお祝いの席で「もっと働け」といっているような物ですので、避けるのが良いでしょう。

定年退職で伝えるメッセージ

プレゼントを渡す際の注意点

定年退職のプレゼントを渡す

お祝いの品を渡す際に、ちょっとした工夫を加えることで、より気持ちが相手に伝わるようになります。せっかく選んだプレゼントですので、渡し方にも気持ちを込め感謝をしっかり伝えましょう。

贈る言葉・手紙を付けてプレゼントを渡す

どんなプレゼントよりも喜ばれるのは素直な感謝と尊敬の言葉です。もちろんお祝いを渡すときに、その場で言葉を伝えることがなによりも大切ですが、あわせて手紙などを用意し、プレゼントに添えることで、感謝の気持ちが形に残ることとなりますので、受け取る方も喜んでくれるはずです。特に、長年家族のために会社に勤めてくれた父親などへは、普段言いづらい感謝の気持ちを伝えるチャンスですので、是非言葉を添えてお祝いを渡してみることをオススメします。

記念品・手作りの品を添える

市販のプレゼントだけでなく、寄せ書きの入った色紙や似顔絵など、贈り手のプレゼントを添えると贈り手の気持ちがより伝わり喜ばれるお祝いとなります。手作りが苦手という方には、今はお祝いの記念品などを専門的に扱っているお店もありますので、そのようなお店を利用して見るもの良いでしょう。

場を湿っぽくしすぎない

退職する方が職場から去ってしまうことを考えると、やはり寂しい気持ちになってしまうことがあります。しかし定年退職のお祝いは新たな生活を送る前向きなイベントです。期待に満ちた当事者を困らせる事になる事にならないように注意しましょう。惜しむだけでなく、あなたがいなくても大丈夫です、と安心させてあげるのもひとつの喜ばれるポイントなのかも知れません。

喜ばれるお祝いを贈ろう

今回は定年退職のお祝いに纏わる相場やマナー・注意点、贈る際のポイントなどをまとめました。あれこれ気になるポイントがたくさんあるかと思いますが、一番大切なことは、退職後に何をしたいのかなど、贈る相手のことをよく考えたうえでお祝いを選ぶことです。気持ちをきちんと伝え、素敵なお祝いにしましょう。