ちひろのゆめ日記

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花柄や北欧風など種類も豊富。刺繍キットで簡単に作品作り

趣味を持つことは、活き活きとした人生を過ごすために大切なことです。ティッシュカバーやクッションカバーなど、身近で使うものを自分で刺繍した作品で飾ることができたらステキですね。キットを使えば、きっと素敵な作品を作ることができるはずです。

キットを活用すれば、刺繍が簡単にできる

刺繍は、もっとも手軽に楽しめる趣味のひとつです。
自分の技術といくつかの道具、そして材料さえあれば、いつでもどこでも取り組むことができます。ほんのすこしでも暇な時間ができたときに、ちょっとずつでも作業を進めていけば、いつかは目を見張るような大作を仕上げることだってできるのです。

刺繍をして小物に仕立てれば、自分で使ったり、大切な人にプレゼントすることもできます。
ひとつひとつの工程をていねいに仕上げ、根気よく取り組んで完成させた作品は、きっと思い入れのこもった特別なものになります。たとえちょっとくらい失敗していたとしても、それも手作りの持ち味です。
普段の何気ない生活の中にそんな作品を取り入れられたら、一日を幸せな気持ちで過ごすことができそうですね。プレゼントとして贈られた方だって、きっと大切にしてくれるでしょう。

けれど、初めて刺繍に取り組む時に大きなハードルとなるのが、道具と材料をそろえることです。
技術はやっているうちに身についていきますが、道具と材料を選ぶには知識が必要です。初めての方は、何をどれだけそろえればどういった作品ができあがるのか、まったく想像がつかないことでしょう。

ここでは、手軽に手芸作品作りに取り組めるキットについてご紹介します。

刺繍キットは、特に初心者にオススメ

キットとは、「ひとそろい」「一式」という意味の英語です。その意味のとおり、作品を作り上げるのに必要なものが入っています。
手芸用品売り場には、さまざまな材料が売られています。雑多に置かれていては、目的のものを探し出すことが容易ではなくなるので、コーナーごとに分けられて販売されていることが多いですね。
生地のコーナー、糸のコーナー、ボタンやホックなどの部品のコーナー、レースやリボンのコーナーなど、その分類は実に多彩です。

売り場を見て回るのも楽しいものですが、その中から何が必要なのかが分からない場合、選べずに迷ってしまうこともあるでしょう。刺繍で作品を作るのなら、糸と針、布は最低限必要です。
その点、キットには、作品作りに必要な大部分の材料が、まとまったひと袋に封入されて販売されています。ひとつの作品を作るために、売り場のあちこちを探して歩く必要がないのです。また、決まったものが作れるようにあらかじめ材料を組み合わせてあるため、生地や糸の取り合わせに迷うこともありません。

また、手芸初心者の方は、何を使ったらどういうものができるのか、完成図が思い描けないことも多いはず。
キットを利用するのなら、その心配も無用です。キットのパッケージには、作品の完成写真が大きく載っています。そのキットを使ったらどういう作品ができるのか、ぱっと見てもわかるようになっているのです。自分の手で、こんなに素敵な作品ができると思うと、創作意欲も湧いてきますね。

糸通販鈴富 キット

八角形をした、クロスステッチのピンクッションです。完成作品の写真が載っているので、このキットでどんなものが作れるのか、ひと目でわかります。

刺繍キットを使うときに、注意が必要なこと

キットはとても便利ですが、気をつけなくてはいけないことがあります。
キットを使って作品を作るうえでの注意点と、作った作品の扱いについての注意点に、気をつけておきましょう。

必要なものが全て入っているわけではない

キットによっては、作品を作るのに必要なものがすべてそろっていないものもあります。
まず、刺繍のキットに含まれていないことが多いのは、お裁縫をするための基本的な道具です。印つけに使うチャコペンや、糸きりハサミ、目打ちなどは、まずキットには含まれていないと思ってよいでしょう。刺繍針はついていても、刺繍した布をポーチなどの形に仕立てるための縫い針はキットに含まれていない場合も多いです。
キットを購入する場合、パッケージをよく読み、封入されている内容を確認しましょう。

また、クッションカバーに刺繍をするキットの場合は、中綿が付属していない場合が多いです。かさばるのが大きな原因と思われますが、クッションに仕立てる場合は必要不可欠なものです。手芸用品売り場の多くには、カバーをかければクッションとして使えるヌードクッションが売られています。キットで、作れるカバーの大きさを確認し、それに合う大きさのヌードクッションを購入するようにしましょう。流用できるものが手元にあれば、それを使うのもよいでしょう。

刺繍 キット

スウェーデン刺繍のコースターのキットです。内容は、25番ししゅう糸・半仕立済ファスナー付きポーチ・No.7500布 スウェーデンクロス(ベージュ)・スウェーデン刺繍針・カラー図案付説明書です。この刺繍キットだけで、作品が完成できるようになっています。

刺繍 キット

刺繍用のこぎん糸、生地、裏地、ファスナー、こぎん針、図案付き説明書が、キットに含まれています。ペンケースが作れるキットですが、刺繍をした布をペンケースに仕立てるための縫い針はついていません。

刺繍 キット

クロスステッチの、中級者向けのキットです。この刺繍キットには、25番刺繍糸、クロスステッチ用の刺繍布、クロスステッチ用の針、カラー図案付説明書が入っています。
クッションの中綿はキットに含まれてはいないので、中綿を自分で用意する必要があります。

キットで作った作品は、原則、販売はできない

もうひとつ、気をつけなくてはいけないのが、著作権です。

そのキットについての権利は、そのキットをデザインした方や販売元にあります。
キットで作ったものをどのように利用して良いかは、そのキットの権利を持っている方が定めています。まずは、キットのパッケージをよく読んでみましょう。「個人で作成を楽しむ範囲でご利用ください」など、注意書きが記載されているはずです。

どのように規制しているかは、その権利を持っている方がどのように定めているかによります。
「販売は一切認めません」と表明されているものもありますし、「チャリティ目的のバザーなどでの販売は、キットであることを明確に表示した上で可」としていたり、「利益を得るため・商用目的でなければ可」としている場合もあります。

いずれの場合も、キットは、個人が趣味のために活用するためにあると思ったほうがよいでしょう。
キットを使って作成した品物を、自分のオリジナル作品として販売することは、権利の侵害にあたります。キットについて権利を持っている方の意向をよく読み取り、規約に違反しないように活用しましょう。

著作権等の関係で、お客さまによるフェリシモの商品・制作レシピの複製販売はできません。同様に原則として制作レシピなどの画像の使用もおことわりしております。

手作りキットの通販カタログを出版しているフェリシモでは、ホームページのQ&Aで、このように回答しています。

初心者・子供向けの刺繍キットを紹介

「せっかくだから、大きな作品を作りたい!」と思うかもしれませんが、初めから大きなものを作ろうとすると、完成までに力尽きて飽きてしまいます。「見栄えが良くて気に入ったから」と、いきなり上級者向けのキットに取り組もうとするのも、おすすめはできません。

大きな作品は、完成までに時間がかかります。慣れないうちは、ひとつの工程にも時間がかかってしまうので、余計に時間がかかるでしょう。となると、一番心配なのは、完成する前に飽きてしまうことです。
小さい作品ならば、完成までにかかる時間が短いので、作品を仕上げる事に満足感が得られます。満足感が得られれば、また次の作品を作る意欲がわいてきます。そうして数をこなすうちに、手を動かすことに慣れ、作業が早くなります。大作は慣れてから取り組むほうがおすすめです。

また、難易度の高いものは、刺繍やお裁縫に慣れてから挑戦する方が無難です。上級者向けのキットには、初心者向けとは違う、難しい技法が使われていることが多いです。説明書にも、初心者向けには使用していない専門用語を使っていたり、説明が省略されていることがあります。
まずは初心者用の簡単な図案から取り組み、段階的に難易度を上げていくほうが、結果的には上達への近道になります。

 

 

 

刺繍と一口に言っては見ても、いろいろな技法を用いた刺繍があります。
いろいろなキットを見て、
自分がどういう作品を作りたいのかを考えるところから始めてもいいかもしれませんね。

上達のコツは、数をこなすこと

上達のコツは、なによりも、数をこなすことです。
繰り返し練習をすることで、ステッチのときに針を刺す間隔がつかめるようになり、きれいな仕上がりにできるようになります。さまざまな作品をつくりあげることで、いろいろな技法も身についていくでしょう。

クロスステッチスウェーデン刺繍は、いろいろなステッチを覚える必要はない刺繍です。そう考えれば比較的簡単ですが、それでも糸の引き方や力加減など、練習を重ねるごとに仕上がりは良くなります。

初めからうまく作ることは、難しいかもしれません。
まずは、ひとつ作品を作り上げてみましょう。ひとつ出来あがったら、二つ目はもうすこし難しいものに取り組んでみましょう。そうしてレベルアップしていくうちに、だんだんと技術が身についていくはずです。
そうなれば、大作を仕上げることも夢ではないかもしれません。

刺繍キットの活用についてまとめ

刺繍キットは、見本通りのものが作れます。裏を返せば、見本通りのものしか作れないということですが、その代わりに、便利さと一定のクオリティが保証されています。
刺繍キットで見本通りの作品を作ることに慣れられたら、今度はキットにアレンジを加えてみてもいいでしょう。手持ちの材料を加えたり、色を変えたりして楽しんでみてもいいかもしれません。

いつでもどこでも楽しめる趣味として、手軽に刺繍を始めてみるために、刺繍のキットをうまく活用してみてはいかがでしょうか。