古くからの霊場?武蔵御嶽(御岳)神社について!
東京都の青梅市になる武蔵御嶽(御岳)神社は、古くから多くの人に信仰されている神社で、現在も多くの参拝客が見られる神社です。そこで、そんな武蔵御嶽(御岳)神社の歴史やご利益、さらに木曽や札幌にある御嶽(御岳)神社についても紹介します。
武蔵御嶽(御岳)神社について
武蔵御嶽(御岳)神社とはどのような神社なのでしょうか。
武蔵御岳山にある神社
武蔵御嶽(御岳)神社は、東京都青梅市にあります。武蔵御岳山の頂上にあり、かつては山岳信仰が盛んになり、多くの修験道者が修行したことでも知られています。そして現在は、青梅市などの多摩、武蔵野の地域を守る神社として多くの人に参詣されています。
武蔵御嶽(御岳)神社の祭神
武蔵御嶽(御岳)神社は現在、5柱の神を祀っています。櫛真智命、大己貴命、小彦名命、安閑天皇、日本武尊の5柱の神を祀っていて、主祭神は櫛真智命になります。ただ、この他にも天照大神、瓊瓊杵尊、東照大権現、菅原道真なども祀られていて、社によって祀る神が異なっています。
武蔵御嶽(御岳)神社の歴史について
武蔵御嶽(御岳)神社の歴史とはどのようなものなのでしょうか。
御嶽(御岳)神社の創建は?
武蔵御嶽(御岳)神社は、創建がかなり古く紀元前91年と言われています。日本にある神社の中でもかなり古い神社になるので、それだけ歴史のある神社になります。また、神社を創建したのは崇神天皇と伝えられています。
御嶽(御岳)神社は武士も信仰していた?
武蔵御嶽(御岳)神社は、創建がかなり古い神社なのですが、1234年に神社が再興されて修験場となり、多くの修験道者などが神社に集まるようになりました。この時に武蔵野、相模に渡る地域を守る神社として武士からも多く信仰されるようになって、武具なども多く奉納されるようになったそうです。
武蔵御嶽(御岳)神社の名称について
武蔵御嶽(御岳)神社は、これまでに何回も名称を変更しています。初めは御嶽大権現という名称だったのですが、明治時代に大麻止乃豆天神社に改称され、後に御嶽神社と改称しています。さらに、武蔵御嶽(御岳)神社という名称は1952年からとなっていて、現在の名称としての歴史は浅くなっています。
武蔵御嶽(御岳)神社の御利益とは?
長い歴史を持つ武蔵御嶽(御岳)神社からはどのような御利益を得ることができるのでしょうか
御嶽(御岳)神社は恋愛運をアップ!
武蔵御嶽(御岳)神社の御利益についてなのですが、健康や長寿、恋愛運アップの御利益があると言われています。特に若い人にとっては良縁や縁結び、子宝、安産など様々な願いを叶えてくれると言われていて、その御利益の高さが注目されています。
武蔵御嶽(御岳)神社はパワースポット
武蔵御嶽(御岳)神社は、神社そのものが強力なパワースポットと言われていて、行くだけで活力がアップし、心身の浄化などの作用が得られると言われています。また、エネルギーの補給もできると言われていて、特に武蔵御嶽(御岳)神社の本社や奥の院、大口真神社、綾広の滝、産安神社が強いパワースポットとなっています。
スポンサーリンク
武蔵御嶽(御岳)神社への行き方
武蔵御嶽(御岳)神社へは、どのようにして行くことができるのでしょうか。
御嶽(御岳)神社はケーブルカーで
武蔵御嶽(御岳)神社は、山の上にあるということで、ケーブルカーに乗って山を登って行きます。JR御嶽駅からバスで10分ほど揺られて滝本駅に行き、そこからケーブルカーで御岳駅まで登って行きます。
御嶽(御岳)神社の参道を歩こう
そして、山頂の御岳駅に着いてからは、そのまま参道を25分ほど歩いて行くのですが、武蔵の自然に触れながら参拝することができるということで、少し体力を使うものの、軽いハイキング気分でゆっくりと参拝するのがお勧めです。
木曽にある御嶽(御岳)神社
御嶽神社というと関東の人は青梅市にある御嶽(御岳)神社を思い出す人がほとんどなのですが、長野県にも御嶽神社があり、こちらの方も多くの参詣者がある由緒正しい神社となっています。
木曽の御嶽(御岳)神社と御祭神について
木曽の御嶽神社は、702年に創建された神社で国常立命、大己貴命、小彦名前命を祭神として祀っています。王滝口御嶽神社が木曽御嶽神社の頂上にあり、そこが木曽御嶽(御岳)神社の中心地となっています。
木曽の御嶽(御岳)神社のご利益は?
木曽の御嶽神社のご利益として家内安全、健康増進、健康長寿、病気平癒などのご利益があるとされていて、古くから多くの人たちが参拝に訪れています。また、霊能力がアップするという事も言われていて、行者や修験道者からは高い人気を得ています。
木曽御嶽(御岳)神社は登山者にも人気
御嶽神社は御嶽山の頂上にあることもあって、多くの登山者から人気となっています。特に7月に開山されてからは黒沢口登山道から多くの人が山頂に向かって登山を行い、登山者はもちろん修験者なども山頂を目指します。御嶽山に登頂することで自分自身の夢を実現させるということも言われていて、そうした意味で御嶽山の登頂を行う人も多いそうです。
札幌御嶽(御岳)神社について
御嶽神社は全国にその神社があるのですが、北海道にある札幌御嶽(御岳)神社も多くの人に知られています。そこで、札幌御嶽(御岳)神社を紹介します。
札幌御嶽(御岳)神社とはどういう神社?
札幌御嶽(御岳)神社は、1999年に創建された神社になります。札幌市西区にあり、御祭神は国常立尊、大巳貴大神、小彦名大神となっています。また、札幌御嶽(御岳)神社は、他の御嶽神社と同じく一般の参詣者はもちろん、修験道者なども多く訪れる神社となっています。
札幌御嶽(御岳)神社の神事とペット供養
札幌御嶽(御岳)神社では、焚き火神事、鳴動神事、清祓神事などの神事を行っています。これらの神事には誰でも参加することができて神様からの功徳を頂くことができます。また、札幌御嶽(御岳)神社の境内にはペット霊園もあり、亡くなったペットの火葬や埋葬ができるようになっています。こうしたところは札幌御嶽(御岳)神社ならではの施設ようです。
まとめ
武蔵御嶽(御岳)神社は、古くに創建されて以来、多くの人に参詣されている神社になります。御岳信仰の中心地になる神社ということで、関東圏の人にとっては非常に重要な神社となっています。また、木曽、札幌の御嶽(御岳)神社も一般の参拝者や修験道者からの信仰を集めていて人気となっています。さらに、御嶽(御岳)神社や御嶽山そのものがパワースポットになっているので、是非、神社に参拝して山に登り、良いパワーを全身に浴びるといいのではないでしょうか。